日本内部統制研究学会会員各位
 
第12回年次大会と会員総会のご報告

 「経営に役立つ内部統制」という統一論題のもと、2019年9月15日(日)と16日(月・祝)に、中部大学名古屋キャンパスにて、第11回の年次大会が開催されました。
 本大会は、当学会では初の試みとなる2日間の日程で開催されましたが、会員、非会員を合わせ、100名以上の方にご参加いただきました。
大会では、井上俊剛氏(金融庁企画市場局企業開示課長)をお招きし、制度導入後10年が経過したことを踏まえ、「内部統制の今後のあり方」と題した貴重なご講演をいただくとともに、過去3代にわたる当学会の会長による特別パネル討論会「令和時代における内部統制研究の課題」が行われました。
さらに、統一論題報告・討論会では、堀江正之氏を座長に、学会を代表するパネリストが登壇し、貴重な報告とともに、会場も交えた白熱した議論が展開されました。
加えて、本大会では、準備委員会のはからいにより、懇親会にはプロのマジシャンが登場し、また名古屋で有名な“モーニング”のサービスが提供されるなど、様々な趣向が凝らされ、参加者からも大好評となる大会となりました。
 第12回年次大会の内容は、『内部統制No.12』への掲載を予定しております。

大会中に開催された会員総会では、今回の大会で第4期役員の任期が終了となることを踏まえ、役員の改選が行われました。また、その後行われた新旧理事会において、橋本 尚氏が第5代会長に選出されました。

また、成田礼子氏を部会長とする課題別研究部会「内部統制報告制度導入後10年が経過した実務上の課題」の新設が承認されました。
なお、次年度(2020年度)の第13回年次大会は、EY新日本有限責任監査法人で開催されることになりました。詳細が決まりましたら、本ウェブサイト等でご案内していきます。


日本内部統制研究学会事務局